プラセンタ注射

更年期障害・アンチエイジングに対するプラセンタ療法

プラセンタとは

「プラセンタ」とは、胎盤のことです。 胎盤は、お腹にいる赤ちゃんのへその緒とつながっていて、栄養を送ったり、
酸素を送ったりします。 これには、赤ちゃんが成長するのに必要な栄養が、ぎっしりつまっているのです。

タンパク質、脂質、糖質の三大栄養素、ビタミン、ミネラル、各種酵素によって
構成されており、
厚生省認可を受けている薬です。

プラセンタの最大の特徴は、「自然治癒力」を増大させることです。
たとえば、自分の体の血液を正しく循環させます。

健康な方への投与では、 疲労回復、肩こり・腰痛改善などの様々な効果があることも報告されており、最近では美肌効果が注目され、女性に人気があります。 女性にとってとても大切なホルモンを、正しく調整してくれます。 プラセンタは、人間が本来持っている力を、より効果的に高めてくれるのです。
特に慢性的な症状、体調不良が続いているような方に有効です。
*ただし治療効果には個人差がある事をご了解下さい。

薬やサプリメントとしても活躍

目にも見えない小さな受精卵を、わずか10ヶ月で平均3kgもの赤ちゃんにまで育て上げる胎盤の働きに着目し、その成分を活用するために開発されたのが、医療品やサプリメントなどのプラセンタ製品です。
わが国で注射薬とサプリメントが相次いで完成したのは戦後間もない頃でしたが、やがて訪れた新築ラッシュに押されてなかなか表舞台に立てませんでした。しかし状況が変わり新たに統合医療が台頭するとともに、有効範囲の広いプラセンタが一気に注目されるようになったのです。

そして現在ー誰もが若々しくありたいと願い、体にやさしい全身的な医療が求められる中で、プラセンタの優れた特性がいよいよ評価を高めつづけています。

古くから世界中で使われてきた
プラセンタ

胎盤を利用する歴史は古く、中国では「紫河車」という名前で約4千年前から、産後の回復や滋養強壮、末期の蘇生薬として使われてきたということです。ヨーロッパでも紀元前4世紀に、「医学の父」と呼ばれるヒポクラテスが胎盤の利用について書き残しています。

人々が古くから胎盤に注目したのは、草食・肉食動物を問わず出産後の動物たちが胎盤を食べてしまうのを見て、その有効性に気づいたためと考えられています。

プラセンタで得られる効果

・血行促進

冷え性が解消します。新しい細胞を次々と作り出す力を与え、活発に活動させます。

・基礎代謝向上

皮膚の再生サイクルが早くなり、みずみずしいお肌にします。また 身体や心の適切なバランスを保ちます。

・自律神経の調整

やる気がおきない方・いつもだるい方におすすめしています。身体に入った害のある敵を排除して、健康を守ります。

・免疫機能を高める

病気にかかりにくい、強い体にします。身体の炎症を改善します。

・抗炎症作用

アトピーやニキビが改善します。特にアトピー治療の最前線で注目を集めています。
プラセンタには、お肌の弾力やみずみずしさを保つ「コラーゲン」「ヒアルロン酸」が含まれています。お肌の保水力が高まり、潤いとハリがでてきます。
さらに、お肌を若返らせ、細胞が生まれ変わるのを助ける「グローシング・ファクター」などが含まれています。これによって、新陳代謝が活発になって、シミ・ソバカス・赤ら顔の原因となる老廃物の排除がどんどん行われ、美白につながります。

・自然治癒力を高める

プラセンタが医療現場で幅広く用いられる最大の理由は、「自然治癒力」の強化にあります。
人体は軽い傷を負ったり、風邪を引いたり、疲労困憊して精神的に落ち込んでも、時間が経つと回復します。このとき私たちの体内で働いている力が「自然治癒力」です。
ところがこの力が衰えてくる回復が遅れ、病気や体調不良の状態が長引き、ついに大事に至ることにもなりかねません。

プラセンタはその「自然治癒力」を強力に後押しし、自分の力で病気や身体の不調を慢性化させないように働いてくれる「自然薬」として注目を集めているのです。

プラセンタ療法の効果

普通の医薬品が限られた病気(症状)にだけ効くのに比べ、プラセンタ注射は単独で、多くの診療科のさまざまな疾患に有効です。
現在、健康保険の適応は「肝機能障害」と「更年期障害、乳汁分泌不全」ですが、実際には表に示したような多くの効果の他に、美容やアンチエイジング効果まで広く知られているのですから驚きです。

プラセンタは医療用の注射薬以外にも、経口服用する医薬品、サプリメントとしての錠剤や顆粒カプセルやドリンク、肌につける美容液、クリームへの配合など、扱いやすい多くのタイプが揃っていますから、かかりつけ医にも相談して自分に合った使い方を工夫されることをお勧めします。

なぜ効果があるのでしょうか?

これまで長年にわたって患者さまと臨床医が現場で効果を実感してきたプラセンタ療法ですが、現在のところ、単一の有効成分はわかっていません。もともとは紫河車という動物性生薬が注射薬になっていることを考えると、多成分は複合して効果を発現しているのではないか?と考えられています。

プラセンタには早くから①抗酸化作用、②抗炎症作用、③抗老化作用があることがわかっていましたが、さらにこれらに加え、④遺伝子修復作用(放射線障害の回復)もあることが明らかにされました。

通常なら20日以内に死亡する放射線量を浴びたマウスでも、プラセンタエキスを注射しておけば200日も健常な状態で生きられることが、論文によって判明されたのです。

プラセンタのよく効く病気一覧

内科 慢性疲労症候群、胃弱、胃炎、食欲不振、片頭痛、高血圧、C型肝炎、アルコール性肝炎、肝硬変、気管支喘息、食堂静脈瘤、心室性期外収縮、発作性心房細動、ブルガダ症候群
整形外科 肩こり、五十肩、関節周囲炎、腰痛症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、変形性膝関節症、変形性股関節症、線維筋痛症、帯状疱疹後神経痛、関節リウマチ、骨粗鬆症、脊椎圧迫骨折
婦人科 更年期障害、生理痛、月経前症候群(PMS)、生理不順、無月経、冷え性、子宮筋腫、乳汁分泌不全
皮膚科 アトピー性皮膚炎、じん麻疹、日光過敏症、湿疹、肌荒れ、にきび痕、そばかす、シミ、乾燥肌、薄毛、褥瘡、肝斑、白斑
心療内科 自律神経失調症、うつ病(うつ症状)、不眠症、気分変調症、自閉症、引きこもり、不眠障害、統合失調感情障害、アルツハイマー型認知症
耳鼻咽喉科 花粉症、アレルギー性鼻炎、耳鳴り、めまい、難聴、嗅覚障害、メニエール症候群
歯科口腔科

歯周病、歯周炎、歯槽膿漏、顎関節症、金属アレルギー、口腔乾燥症、歯科心身症、抜歯・インプラント手術後の治癒促進

その他 前立腺肥大、三叉神経痛、パーキンソン症候群、肥満、眼精疲労、視力低下(軽度遠視・近視)、緑内障、角膜炎

(日本胎盤臨床医学会大会における「臨床発表」による)

プラセンタの安全性と薬理作用

安全性について

プラセンタ注射薬は化学合成した薬ではなく、ヒトの胎盤のみを原料としてつくられます。
そのためウイルスや細菌が絶対混入しないように、胎盤を提供してくれるお母さんの健康状態を入念にチェックするとともに、集められた胎盤は専門機関で厳しい検査を受けます。その上で製薬工程においても加水分解を行なった後、121℃という高温で60分間滅菌し、危険性を徹底的に排除しています。

薬理作用について

あまりにも広範なプラセンタの働きですが、その薬理作用は

①自律神経調整作用(自律神経のバランスを整える)、
②強肝・解毒作用(肝臓の働きを高める)、
③基礎代謝向上作用(基礎代謝・新陳代謝を高めて細胞や組織を活性化させる)、
④免疫賦活作用(免疫力を強化して抵抗力を高める)、
⑤抗炎症作用(炎症を抑え、壊れた組織を修復する)、
⑥内分泌調整作用(内分泌系のバランスを整える)、
⑦活性酸素除去作用(細胞を壊す活性酸素を除去して酸化を防ぐ)、
⑧血行促進・造血作用(造血組織を刺激して血流を良くする)

などが考えられています。

薬といえば薬理作用が問題視されますが、プラセンタでは注射部位に時として疼痛・発赤・発疹などが見られることがあります。
そのときは医師にお申し出ください。

 

更年期障害に対する治療

更年期による諸症状に対するプラセンタ治療をご希望の際は、保険治療の対象となりますが女性ホルモンや生活習慣病の採血などを初診時に受けて頂きます。

注射の部位

腕、臀部などご希望に合わせて皮下注射をします。

用法、用量

更年期障害の方は1回1アンプル週2回まで、自由診療の方は1アンプルから10アンプルの範囲で、ご本人のご希望に合わせ適宜増減可能です。

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